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2009年7月11日 (土)

「剱岳 点の記」

[ 剱岳 点の記]
ホクテン座1で7月10日鑑賞
劇場が狭いので立山連邦の迫力の映像が
大型TV並みになったが、男の友情の感動記録映画である。
標高2,999m、氷点下40度。
明治40年、日本地図完成に命をかけた男たちの、魂の記録

『誰かがいかねば、道はできない』
信仰の山立山連峰、剣山に測量隊が三角点を設置して
測量し正確な日本地図を作る任務の記録である。
監督・撮影 木村大作
 原 作   新田次郎

柴崎芳太郎(浅野忠信) 陸軍参謀本部陸地測量部測量手。
明治39年、人跡未踏とされてきた剣岳の測量の命令を受け、仲間たちとともに命をかけて登頂を目指す。仕事に対する責任感が強く、多くの男たちから慕われる寡黙な男。

柴崎葉津よ(宮崎あおい) 柴崎芳太郎の妻。
朗らかで、どんな時も芳太郎の味方であろうとする、一途で健気な若妻。測量の仕事に誇りを持って過酷な任務に挑み続ける夫を慕い、穏やかに見守る。

宇治長次郎(香川照之) 測量隊案内人。
山岳に精通し、登山家や仲間からの信頼も厚い。自然を敬い、自分よりも他人を気に掛ける熱く優しい男。立山信仰を破って測量隊を案内しようとし、剣岳登頂に反対する息子とあつれきが生じていた。

小島烏水(仲間トオル) 日本山岳会リーダー。
時を同じく日本山岳会もヨーロッパ製の最新道具を備え、剣岳登頂をめざす。当初は柴崎らに挑発的な態度を取るが、剣岳の頂を目指すうちに、測量という任務を背負った柴崎らに敬意を表すようになる。

CG、空撮一切なしの人跡未踏とされた剣岳山頂に三角点を設置する
測量隊の自然に立ち向かう人間の感動作です。

この映画は石原裕次郎出演の「黒部の太陽」と同様の困難に立ち向かっていく
男たちの記録映画だと思います。
あなたも是非見に行ってください。久々の感動作です。

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